外から見えない間取り
2024/07/12
「周りの視線が気になる」
「外から見えない家の間取りを知りたい」
このようにお思いの方はいらっしゃいませんか?
そこで、今回は住宅の視線を遮るコツをご紹介します。
ぜひ参考にしてください。
🔹 周りの視線とは?
まず、南道路の土地と言うとどんなイメージを持たれるでしょうか。
南と聞いて日当たりが良さそうというイメージを持っている方が多いでしょう。
そして、日当たりが良いので南側に大きな窓を付けると開放的で気持ち良いですよね。
しかし、その時に開放感を得るのと同時に気を付けたいのが、道路からの視線です。
特に人通りが多い道路だとカーテンを開けると落ち着かないということで窓を付けた意味がなくなってしまいます。
また、家の窓の真正面にお隣の窓がある場合も窓やカーテンが開けにくい原因になります。
このような視線が気になる問題を避けるためにはどうすれば良いでしょうか。
次の章で見ていきましょう。
🔹 外からの視線を遮るポイントとは?
1️⃣ 堀で遮ることです。
視線を遮る基本的な手法です。
住宅全体を囲むのが予算的に難しい場合は1面だけを堀で遮るなどの工夫をこらしましょう。
2️⃣ 建物でさえぎることです。
構造で工夫して外からの視線を遮る手法です。
これは最もコストがかかる方法ですが、一番統一感が出る手法です。
3️⃣ 建物の袖壁を出すことです。
袖壁とは窓の両側から出ている外壁のことを指します。
袖壁を出すことにより斜めから住宅を見た時に中が見えづらくなります。
袖壁をうまく活用して天井までの建具を使えたら外観も内観もすっきりします。
4️⃣ 軒を出すことです。
これも視線を遮る手法の基本です。
また、視線を遮る以外にも軒には以下のようなメリットがあります。
・日射のコントロールができる
・外壁が汚れにくくなる
・雨が入ってきにくい
・デッキが劣化しにくい
・室内に安定感がでる
5️⃣ 植栽を植えることです。
植栽も視線を遮る以外にもさまざまなメリットがあります。
・適度な目隠しになる
・室内からの癒しになる
・四季を感じられる
・夏の日差しを和らげる
・外観にうるおいを与える
6️⃣ 窓の高さを考えることです。
外構でお金をかけなくても窓の高さや大きさを変えるだけでもカーテンを開けられる窓にできます。
高窓や地窓をうまく活用して外からは見えないような住宅を実現しましょう。
🔹まとめ
視線を遮られる住宅をご紹介しました。
人通りが多い道路に面している土地を購入する場合はこれらを参考にしてプライバシーを守りましょう。
その他にも知りたいことがあればお気軽にご相談ください。
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