火災に強い「省令準耐火構造」とは?火災保険料が割安になる?
2023/02/18
こんにちは、HOPE・創Lifeです。
マイホームを建てて家族と財産を守るためには火災や地震に強い家にしたいですよね。
万が一の火災時にも被害を最小限に抑える「火災に強い家」があります。
建築基準法で定められた主なものが「耐火構造」、「準耐火構造」、「防火構造」などです。
それぞれに基準が有りその基準を満たした建物としなくてはいけません。
今回は木造住宅で一般的な「省令準耐火構造」についてお伝えしますのでご参考にしていただければと思います。
建物の耐火性能には違いがあるので簡単にご説明します。
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【耐火構造とは?】
耐火構造とは、建物の主要構造部(壁・柱・床・屋根・階段・はり)などが一定の耐火性能を備えた構造のことです。鉄筋コンクリートなどの燃えにくい素材で作られた建物で、階数や構造部分の種類で違いが有りますが、1時間から最長3時間の火災に耐える高い性能が求められている建物となります。
【準耐火構造とは?】
準耐火構造とは、「通常の火災による延焼を抑制するために必要な構造」とされています。主要構造部(壁・柱・床・屋根・階段・はり)などが耐火構造に準ずるもので40分~60分の間耐える事ができる性能が求められる建物となります。
【防火構造とは?】
防火構造とは、火災による延焼を防ぐつくりの事で、耐火構造と比べると火災による倒壊や延焼のリスクは高くなります。
【省令準耐火構造とは?】
省令準耐火構造とは、建築基準法で定められたものではありません。フラット35などを扱う住宅金融支援機構が定める基準を満たしている構造で、建築基準法の準耐火構造に準ずる耐火性能を有する建物で、以下の3つのどれかに適合する事が求められます。
①木造軸組工法もしくは枠組壁工法(2×4)住宅
・木造軸組工法は日本で主流な工法で在来工法とも呼ばれています。
・枠組壁工法は、ツゥーバイフォーなどと呼ばれている工法です。
※木造軸組工法、枠組壁工法いずれかの工法で住宅金融支援機構が定めた省令準耐火構造の仕様に適合することが必要です。
②プレハブ工法
・プレハブ工法とは、建築物の部材をあらかじめ工場で製作してから建築場所で組み立てる建築工法です。
③住宅金融支援機構が承認する住宅もしくは工法
・省令準耐火構造として住宅金融支援機構が定めた特記仕様書に適合する工法。
【省令準耐火構造としてのポイントとは】
●外部からの延焼防止
省令準耐火構造は、周囲の建物で火事が起こった時に隣家などから火をもらいにくくするために外壁及び軒裏の防火構造と屋根材を不燃材料で仕上げること。
●各室の防火
火災が発生した部屋から一定時間火を広げないために天井や壁に石膏ボードなどの燃えない建材で覆うことなど。
●他室への延焼遅延措置
火元の部屋から他の部屋に延焼しても炎の広がりを遅らせる構造であること。
木造住宅は鉄骨や鉄筋コンクリートに比べて火災に弱いイメージがあるかもしれませんが「省令準耐火構造」に適合した住宅は火災にも強い建物なのです。
【省令準耐火構造のメリット】
・省令準耐火構造のメリットは、火事が発生しても燃え広がりにくいので家族が逃げる時間を確保する事と、周囲への延焼を抑える事もできます。
・省令準耐火構造は火災保険料の割引があるので一般的な住宅と比べて保険料を抑える事が出来ます。
【省令準耐火構造のデメリット】
・省令準耐火構造のメリットは、構造や仕上げ材に決められた素材を使う事が求められるので、構造材を表したデザインなどの自由度が制限されます。
【まとめ】
住宅を建てたいとお考えの方は、契約後に省令準耐火構造に対応できないなどのトラブルが無いように施工業者に省令準耐火構造仕様に対応できるのか事前に確認しておきましょう。
保険料にも差が出る事とデザインにも影響があります、せっかくのマイホームで残念な思いをしない様に建築のプロにご相談ください。
当社では省令準耐火構造に対応可能ですのでお気軽にご相談ください。
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